トイレから聞こえる異音の原因とそれぞれのケースへの対処法

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トイレから異音がした際に、何が原因で音が鳴っているのか分からなくて困っている方は多いのではないでしょうか?
普段は聞こえなかった音が急にトイレから聞こえると不安になりますよね。

そこでコチラのページでは、トイレの異音の原因や対処法について紹介します。
トイレの異音の原因が分からず困っている方は、ぜひ最後までご覧ください。

トイレから聞こえる異音の具体的な例

具体的な例としては以下の6つが挙げられます。

 

異音の主な種類

①「ゴー」という音
②「コポコポ」という音
③「ゴンッ」「ガンッ」という音
④「シュー」という音
⑤「チョロチョロ」という音
⑥「コンコン」「カンカン」という音

 

ここからは、それぞれの症状が起きる原因を紹介します。

①「ゴー」という音の原因

「ゴー」という音が聞こえた場合の原因は、配管がつまっていることやつまりかけていて流れが悪くなっている可能性が考えられます。
また、水漏れをしている場合もあるので、早めに対処しましょう。

②「コポコポ」という音の原因

「コポコポ」という音が聞こえた際の原因は、排水管のつまりが可能性として考えられます。
一般的に、大量のトイレットペーパーやおむつなどの流れにくいものや、ナプキン・アクセサリーなどの流してはいけないもの流してしまった場合に起こりやすい現象です。
また、節水のやり方が間違っているときにも流す水の量が足りず、つまりの原因となることがあります。

 

排水管が完全につまっている状態でないのであれば全く水が流れていかないというわけでは無いですが、つまりがひどくなると水が流れなくなってしまうため注意しましょう。

 


 

トイレのつまりの原因や対処法については以下の記事でも詳しく解説しておりますので、是非あわせてご覧ください。


③「ゴンッ」「ガンッ」という音の原因

「ゴンッ」「ガンッ」という異音が聞こえた場合の原因は、ウォーターハンマー現象の可能性が考えられます。
ウォーターハンマー現象とは、水道管のなかで急激に圧力の変化が原因で起こる現象で、急に蛇口を閉めて水道管内の水を止めた場合に起こりやすいです。
水道管をハンマーで叩いているような音が鳴るためこのような名前が付けられています。

 

ウォーターハンマー現象を対処せずにそのまま放置してしまうと、排水管の破裂や漏水を引き起こす可能性があるので、早急に対処しましょう。

④「シュー」という音の原因

「シュー」という異音が聞こえた場合の原因は、タンクの中の部品が壊れて水漏れが起きている可能性が考えられます。
タンクのなかには、水の量を調整する役割を持ったダイヤフラムという調整弁の部品があり、このダイヤフラムの故障や劣化によって水漏れは起こります。

 

この音が聞こえた場合は、タンクに水を溜めるのに時間がかかることがあり、水を流したとしても手洗い管から水が流れてこないこともあります。

⑤「チョロチョロ」という音の原因

「チョロチョロ」という音が聞こえた場合の原因はいくつかありますが、トイレのタンクの中にあるフロートバルブやボールタップの故障が原因の1つの可能性として考えられます。
フロートバルブは、トイレの水を流す際に一定量で水を止める役割を持っており、ボールタンクは、トイレの水を流した後、空になったタンクに水を溜める役割を持っています。

 

そのため「チョロチョロ」という音が発生している場合は、フロートバルブやボールタップが故障し、タンクから水漏れが起きている可能性が考えられます。

⑥「コンコン」「カンカン」という音の原因

「コンコン」「カンカン」という異音が聞こえる場合の原因は、排水管が膨張している可能性が考えられます。
気温が低くなる冬場では配水管が冷たくなるので、その排水管のなかに温かい水が流れることによって排水管が膨張し、近くの壁にぶつかって音が発生します。

 

また、この異音は気温の低くなりやすい冬に起こるトラブルであるケースが多いため、異音が起こったとしても暖かくなる頃に直るようであれば放置して問題ありません。

トイレのそれぞれの異音への対処法

よく発生しやすいトイレの異音を6つほど紹介しましたが、ここではそれぞれのケースへの対処法を紹介します。

「ゴー」という音への対処法

「ゴー」という音がした際の対処法としては、スッポン(ラバーカップ)を使って改善しければ専門業者に依頼することが挙げられます。
便器に近い場所がつまっていれば、業者に頼まずとも市販の店舗で購入できるスッポンですぐに対応することが可能です。
ただし、便器の奥に設置されている排水管がつまっているときは専門業者でないと対処できません。

 

排水管のつまりは素人では直せないケースがほとんどなので、無理に触らず専門業者に連絡して対処してもらいましょう。

「コポコポ」という音への対処法

「コポコポ」という音がした際の対処法は、大きく分けて3つあります。

対処法1.水を一気に便器へ流す

1つ目は、バケツに水を溜めて一気に便器へ流す方法です。
この対処法は、原因がトイレットペーパーのつまりである場合に有効で、少し高い位置から一気に流すことがポイントです。
水を一気に流すことで詰まっていたものが流れていき解消される場合があります。

 

ただし、大量の水を便器へ流し込むので、便器の外へ水が溢れる可能性があります。
溢れないように様子を見ながら行いましょう。

対処法2.スッポンやパイプクリーナーを使用する

2つ目は、スッポンやパイプクリーナーを使用する方法です。

 

この対処法は、専門知識が無くてもできる方法となっており、スッポンもパイプクリーナーも市販の店舗で購入できます。

 

スッポンは空気圧で、トイレにつまっているものを押し出し、パイプクリーナーはトイレにつまっているものを溶かすことでつまりを解消させます。
異音が発生した際に、すぐに対処したい場合はあらかじめ準備しておくことをおすすめします。

対処法3.業者に依頼

3つ目は、「水道修理の業者に対応をお願いする」です。
おむつやナプキンなどの固形物を誤って流してしまった場合や、つまりの原因が分からないときは、専門業者に依頼しましょう。

 

自分で対処しようとして、固形物を奥に押し込んでしまう可能性もあるので、業者に対応してもらうと安心です。

「ガンッ」「ゴンッ」という音への対処法

「ガンッ」「ゴンッ」という音がした際の対処法は、大きく3つあります。

対処法1.水撃防止装置を取り付ける

1つ目の対処法は、水撃防止装置を取り付けることです。
水撃防止装置とはウォーターハンマー現象を抑えるための部品で、トイレの止水栓の調整部分やハンドル部分に取り付けられます。

 

大手通販サイトで購入できるので、あらかじめ準備しておきたい方は確認しておきましょう。

対処法2.蛇口をゆっくり開閉する

2つ目の対処法は、蛇口をゆっくり開閉することです。
一般的な対応方法としてどなたでもすぐに実践できる方法ですが、簡易的な対策手段になるため、この方法を試しても直らない場合は専門のプロに対応をお願いしましょう。

対処法3.プロに対応を依頼

3つ目の対処法は、専門業者に依頼することです。
ウォーターハンマー現象は、放置してしまうと排水管の破裂といったトラブルにもつながります。
そのため、この症状が確認されたら早急に専門業者へ連絡し、原因を追究してもらうことをおすすめします。

「シュー」という音への対処法

「シュー」という音がした際の対処法としては、水の量を調整する調整弁であるダイヤフラムを新しい部品に交換することが挙げられます。
実際に交換する際には、自分が使っているトイレのダイヤフラムと同じ物を購入するようにしましょう。

 

ただし、形が合わない商品を購入すると、原因の悪化にもつながります。
新しい部品を購入して自分で交換することも可能ですが、慣れない方にとっては不安も多いかと思いますので、業者にお願いをするのが最も安全な対策と言えます。

「チョロチョロ」という音への対処法

「チョロチョロ」という音がした際の対処法は、業者へ依頼することです。
実際には考えられる原因がいくつかありますが、このケースでは原因を特定できたとしても素人では対処が難しいため、早い段階で業者へ依頼する必要があります。

「コンコン」「カンカン」という音への対処法

「コンコン」「カンカン」という音がした際の対処法としては、しばらく様子をみることです。
なにかの部品が故障しているわけでもないので、「今すぐ何とかしないと!」と焦って対処をしなくても問題はないです。
理由としては、冬場に起こりやすいトラブルのため、春や夏に季節が変わると自然と収まることが多いからです。

 

ただし、あまりにも音が大きい場合や冬場ではないのに、「ゴー」という異音が聞こえる場合は、一度専門業者に見てもらう必要があります。
場合によっては工事が必要となり専門業者では対応できないため、リフォーム会社に依頼する必要があります。

業者に依頼する際にもポイントはあります

ここまでは、基本的な対処方法を軸に解説をしてきましたが、当然個人での対処が難しいケースでは業者に対応を依頼することもあるでしょう。

 

ただし、実際に業者に依頼する際に単に業者を探して依頼をするだけでは悪徳業者につかまってしまったり、料金トラブルに巻き込まれてしまう可能性があります。

キチンとポイントを抑えて業者を選定し、相見積もりを取ってから業者を選ぶように心がけましょう。

 

また、必ずしも業者を呼ばずともご自身で対応できるケースもあるので、そうした場合は無理のない範囲でご自身で対応をすることも有効です。

 

業者選定のポイントや依頼時の注意点、また業者に頼らずとも自身で対応できるトイレつまりのケースなどについて詳しく知りたいという方は以下の記事で詳細を解説しておりますので、是非参考にしてみてください。

 

また、業者選定の際のポイントとして、対応スピードが早い業者を選ぶことや事前見積もりに対応してくれる業者を選ぶなどあります。
しかし最も気になるのは、料金ではないでしょうか。

 

そこで、こちらの記事ではそうした業者選定のポイントはもちろん、料金相場をご紹介いたします。
ぜひご参照ください。

 

トイレから異音がしたらなるべく早く業者を呼びましょう

トイレから発せられる異音には、さまざまな種類があります。
それぞれに原因と対策があるので、「何か変な音がする…」「いつもと違った音が出続けている…」といった事態に対してスムーズに対応できるよう、事前に確認しておきましょう。

 

また、発生原因によっては自分で対処できることもありますが、無理に対応してしまうことで、かえって事態が悪化する可能性もあります。
止水栓を止めるなどの出来る範囲で対策をしたあとは、すぐに専門業者に相談することをおすすめします。

当サイトではそうした専門業者のサービス内容や口コミについて掲載しております。

 

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