トイレのつまりを自分で解消できるスッポンの正しい使い方を解説

トイレがつまったときに頼りになるのがスッポン(ラバーカップ)です。スッポンを使えば、トイレのつまりを自分で修理できることがあります。挑戦したい方は、正しい使い方を理解しておきましょう。使い方を間違えていると、直せるつまりも直せません。正しいスッポンの使い方を解説するので、参考にしてみてはいかがでしょうか。

Contents

トイレがつまって修理する時に活躍するスッポン

トイレのつまりを修理したい方は、トイレの種類に合わせてスッポンを選び、正しく使用する必要があります。まずは、スッポンの選び方から見ていきましょう。

スッポンの選び方

スッポンは、大きく以下の2種類にわかれます。

・和式用スッポン
・洋式用スッポン

和式用スッポンと洋式用スッポンの違いは以下の通りです。

和式用スッポン
先端がお椀のような形状をしているスッポン。多くの方がイメージするスッポン。

洋式用スッポン
先端がタコの口のように突き出た形状をしているスッポン。

和式用スッポンは和式便器、洋式用スッポンは洋式便器にフィットする形状になっています。しっかりフィットするほどつまりを取り除きやすくなるので、スッポンは便器の種類に合わせて選びましょう。

正しいスッポンの使い方

正しいスッポンの使い方は以下の通りです。

1. スッポンのカップ部分をトイレの排水溝にかぶせる。
2. 便器内の水が少ない場合は、スッポンのカップ部分が隠れる程度まで水を注ぐ。
3. ゴミ袋の中心部分をわずかにカットし、スッポンの柄を通す。
4. 3のゴミ袋を便器にかぶせる。
5. スッポンを上からゆっくり押して、排水溝に密着させる。
6. スッポンを一気に引き抜く(つまりはこのときに解消される)。
7. 3と4の動作を繰り返す。
8. つまりが解消したら、バケツなどで便器に少量の水を注ぎ流れることを確認する。

便器にゴミ袋をかぶせている理由は、水の跳ね返りを防ぐためです。

スッポンが手元にない場合の対処法

スッポンが手元にない場合は、他の方法でつまりを解消することができます。最も手軽な方法は以下の通りです。

1. 便器にたまっている水を汲みだす。
2. ぬるま湯を、排水口を狙い高い位置から便器内にそそぐ(便器の半分くらいの位置まで回数を分けて注ぐ)。
3. しばらく待って、つまっているものをふやかす。

軽いつまりであれば、この方法でも改善することがあります。

スッポンで改善できないときの対処法

残念ながら、すべてのつまりをスッポンで解消できるわけではありません。特に、固形物が詰まっている場合、排水枡内でつまりが生じている場合、排水枡や下水道からの逆流でつまりが生じている場合は、解消が難しいと考えられます。スッポンで解消できないつまりは、業者に依頼して取り除くことができます。自分で対応できない場合は、業者に相談しましょう。

トイレのつまりはスッポンで直せることがあります

トイレのつまりは、スッポンを正しく選び、正しく使うことで、直せることがあります。お困りの方は、試してみるとよいでしょう。ただし、すべてのつまりを直せるわけではありません。つまりの原因によっては対応できないこともあるのです。スッポンでつまりを解消できない場合は業者に相談しましょう。専門的な知識と技術により、確実につまりを解消してくれます。

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