屋外排水管の水漏れをチェックする方法4選!簡単な確認手段を紹介
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「あれ?ひょっとしてうちの排水管、水漏れしているかも……」などと不安になったことはありませんでしょうか。
水漏れは様々な原因で発生しますが、幅広いケースで似たような症状が出るものです。水漏れは放置すると余計に費用がかさむなど良いことがありません。
そのため今回は、屋外排水管の水漏れをチェックする方法を4つに厳選して紹介します。排水管の水漏れを疑っている方は、一度参考にしてチェックしてみてください。
排水管からの水漏れによって起こりうるトラブル
ここでは、排水管からの水漏れによって想定されるトラブルについて解説します。
水道料金の増加
まず考えられるのが、水道料金の増加です。
ちょっとした水漏れであっても、長く続くことで水道料金が大きく増えてしまうこともあります。
漏水に気づいたら早期に対応しないと、余計な水道料金の負担を強いられるかもしれません。
翌月の水道料金を見て驚いてしまう前に、対処することを心がけましょう。
カビ・悪臭の発生
水漏れにより湿気が増えると、カビや悪臭が発生することもあります。
壁や器具の裏など、気づかない内にカビが増えてしまっていることは意外にあることです。
また、カビ臭さや嫌な臭いも発生する可能性があり、放っておくことは衛生面でもリスクが高いと言えるでしょう。
一度カビが発生するとなかなか臭いが取れなくなってしまうため、早期に対応することが望ましいのです。
害虫の発生
湿った場所を好む虫は多く、特に高温多湿の状態になるとシロアリやダニなどが繁殖しやすくなるため気をつけなくてはなりません。
シロアリは家の基礎部分である柱や梁を食べてもろくしてしまうため、住宅の寿命に悪影響です。
また、ダニは非常に小さいのですが何らかの経路で体内に入ってしまうと、深刻な健康被害を起こすこともあります。
地面がへこむ恐れ
水漏れは、地盤沈下につながる恐れもあります。
地中の水道管が漏水することで空洞となり、その上の土が落ち込んできてしまうのです。
地盤沈下はその上に立っている建物や置いてある車などに大規模な損傷を引き起こす可能性があります。
ちょっとした水漏れも、早期に対応することが重要でしょう。
不自然に濡れているところはないか確認
水漏れをチェックする方法としてまず挙げられるのが、使った覚えのないところが不自然に塗れていないかを確認する方法です。
例えば蛇口を使った覚えがないのにハンドル付近などが濡れている場合は、水漏れを起こしている可能性があります。
そのほかにも、あまり使ってないところが湿っていたりすると水漏れをしている可能性が高いと言えますので、注意して確認してみましょう。
水道メーターのパイロットをチェック
水漏れのチェック方法としては、水道メーターの確認が非常に簡単です。
水道メーターにある「パイロット」というパーツは、水が流れている間回り続けます。そのため、もし何も水回りを使っていないのにパイロットが回っているのであれば、水漏れをしている可能性が高いでしょう。
水道メーターの位置は、敷地内地面の長方形ボックス内です。マンションやアパートは部屋ごとに長方形ボックスがあるため、部屋を間違えないように気をつけましょう。
水道料金を過去数か月分と比較する
最新の水道料金明細が来た際に、過去数か月分の料金と比較することでも水漏れが確認できる可能性があります。直近で特別水道を沢山利用した覚えがないにも関わらず過去数か月の平均値と1,800~2,000円以上の差があった場合、水漏れを疑った方が良いでしょう。
ただし地域によって水道料金は違うため、上記数値はあくまでも目安としてお考えください。
壁や地面が濡れていないか確認
雨が降ったわけでもないのに壁や地面が濡れている場合は、水漏れしている可能性があります。排水管は地面の下や壁など様々なところを通っているため、もし水漏れをしていたら水がにじんで濡れてしまうこともあるからです。
ただし水漏れによって壁や地面が濡れている場合、水漏れが始まってからすでに数か月以上が経過してしまっている可能性もあるため早期に対応することが望ましいでしょう。
屋外排水管が水漏れする原因は?
屋外排水管の水漏れには必ず原因があるはずです。水漏れチェックと原因を合わせて確認してみましょう。ぜひこちらの記事を参照ください。
→屋外排水管が水漏れする原因は?水漏れ原因の主なパターンを紹介
排水管からの漏水への対処法
ここでは、排水管からの漏水への対処法を紹介します。
つまりの解消
漏水の原因がつまりの場合は、つまりを解消しましょう。
床ではなく排水管の接合部分からだけでなく排水口からも水が溢れているのなら、内部につまりが発生している恐れがあります。
パイプクリーナーなどを使用して、排水管内を清掃してみてください。
ナットのゆるみの確認
管内につまりなどが発生していない場合は、ナットのゆるみが原因の可能性があります。
ナットがきちんと閉まっているか確認し、緩んでいれば締め直しましょう。
ただし、ナットを締め直しても漏水が改善しない場合は、内部の劣化などが原因かもしれません。パッキンなどであれば、インターネットやホームセンターなどで購入できます。
業者へ連絡
ここまでの方法でダメなら、早期に業者へと連絡しましょう。
もしここまでの方法で改善できないようであれば、一般の方で対応するのは難しいためです。
自分で対応をしようとして、かえって状況を悪化させてしまう可能性もあります。なるべく早期に連絡をすることで、被害や修繕費用を最小限に抑えられるでしょう。
排水管からの漏水の応急処置
配管からの漏水に対する応急処置としては、以下の方法が考えられます。
・バケツや雑巾を下に置いておく
・配管補修用のテープでふさぐ
もし目に見えないところで漏水しているようであれば、なるべく水の使用をやめる、もしくは業者が来るまで水栓・止水栓を閉めておくことが望ましいでしょう。
屋外排水管の水漏れを予防する方法
屋外排水管の水漏れ予防方法は、以下の通りです。
・水に溶けないもの・溶けにくいものは流さない
・排水口周辺に落ちそうなものを置かない
・一度にたくさんの水を流さない
・排水パイプは定期的にきれいにする
・メンテナンスも定期的に行う
排水管を詰まらせないためには、異物をなるべく流さないようにする工夫が必要です。また、排水パイプをきれいに保つ定期的な清掃・メンテナンスも重要でしょう。
屋外排水管の水漏れ有無をチェックしてみましょう
今回は、屋外排水管の水漏れ確認方法について解説・紹介してきました。水漏れへの対応が必要か否か判断する材料となりましたでしょうか?
水漏れが起きていたら早期に対応するのが吉ですので、できる範囲で確認してみましょう。
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