汲み取り式トイレはまだ現役?|臭い・詰まり・水洗化まで知らないと損する全知識

汲み取り式トイレは、日本全国でいまも約4%の世帯が利用している身近な設備です。

 

臭いや詰まりの悩みから、簡易水洗への切り替え、水洗トイレへのリフォーム費用や補助金まで、気になる疑問をすべてわかりやすくお伝えします。

汲み取り式トイレとは何か?仕組みと現在の普及状況

汲み取り式トイレは、水を使わずに排泄物を地中の「便槽(べんそう)」と呼ばれるタンクに溜めていくタイプのトイレです。

 

「ボットン便所」という通称でも広く知られており、排泄物が穴へ直接落ちる音からそのように呼ばれるようになりました。

 

水洗トイレのように下水道へ流す機能は持っていないため、「非水洗式トイレ」とも呼ばれています。

 

現在の日本における水洗化率は約94〜95%ほどとされており、裏を返せばいまでも数パーセントの世帯が汲み取り式トイレを日常的に使っていることに。

 

農村部や山間部、離島、築年数の古い住宅などでは、現在でも汲み取り式トイレが現役で活躍しています。

汲み取り式トイレの基本的な仕組み

汲み取り式トイレの構造はとてもシンプルです。

 

便器の真下に便槽が設置されており、排泄物は配管を通すことなく直接その槽に落ちていきます。

 

便槽はコンクリートやFRP(繊維強化プラスチック)で作られており、地中に埋め込まれている造りです。

 

槽が一定量いっぱいになると、バキュームカーと呼ばれる専用の収集車を持つ業者(し尿処理業者)が吸引・回収しにやってきます。

 

臭い対策として換気パイプや換気扇(臭突ファン)が設置されているケースが多く、常時空気を外に排出することで室内に臭いが逆流するのを防いでいるのが特徴です。

 

水を流すための配管や下水道接続がない代わりに、構造がシンプルなため故障しにくく、設置コストも比較的低く抑えられます。

汲み取り式トイレの種類:和式・洋式・簡易水洗

汲み取り式トイレには大きく分けて3つの種類があります。

 

それぞれ構造や使い心地が異なるので、ひとつずつ確認しておきましょう。

 

種類 特徴 主な使用シーン
和式汲み取り式 床に設置された便器の下がそのまま便槽。
しゃがんで使用する昔ながらのスタイル
農村部の古民家、仮設トイレなど
洋式汲み取り式 椅子に腰掛けるタイプの便器を使用。
見た目は洋式トイレに近く、足腰への負担が少ない
和式からリフォームした住宅など
簡易水洗トイレ 少量の水(200〜500cc程度)で便器を洗浄する改良型。
フラッパー弁が臭いの逆流を防ぐ
下水道が整備されていない地域全般

 

和式汲み取り式は最も歴史が古く、便槽が直接見えるため心理的な抵抗感を持つ方も少なくありません。

 

高齢者や足腰の弱い方にとってはしゃがむ姿勢が大きな負担になるため、洋式便座への切り替えを希望する声もよく聞かれます。

 

簡易水洗トイレは、便槽はそのまま活かしながら使い心地を大幅に改善できる優れた選択肢です。

 

フラッパー弁という部品が便器と便槽の間で開閉することで、臭いや虫の逆流を防いでくれます。

 

見た目もほぼ通常の洋式水洗トイレと変わらないため、精神的な抵抗感も大幅に軽減されるでしょう。

 

ただし水を使う分だけ便槽が早く満杯になりやすく、汲み取りの頻度が増える点には注意が必要です。

汲み取り式トイレのメリットとデメリット

汲み取り式トイレは古い設備というイメージが強いかもしれませんが、実は現代の暮らしにも通じる利点をいくつも持っています。

 

一方でデメリットも無視できません。

 

メリットとデメリットの両面をしっかり理解した上で、水洗化するかどうかを判断することが大切です。

汲み取り式トイレのメリット

  • 水道代がかからない(完全非水洗の場合はゼロ)
  • 下水道や浄化槽などの排水設備が不要
  • 断水・停電時でも使用できる災害への強さ
  • 設置費用が安く、構造がシンプルで壊れにくい
  • 下水道が整備されていない地域でも導入できる

 

水道代の節約効果は意外と大きく、水洗トイレは1回の使用で大が約4リットル、小が約3.5リットルの水を消費しますが、汲み取り式はほぼゼロです。

 

簡易水洗でも1回あたり約0.5リットルにとどまるため、大家族の場合は年間で相当な節水効果が期待できます。

 

また、災害時にトイレが使えないことは大きな問題となります。

 

大地震などで断水が発生しても、汲み取り式トイレならそのまま使い続けられるため、自宅待機時の生活を支える重要な存在になります。

汲み取り式トイレのデメリット

  • 臭いが発生しやすく、夏場は特に強くなる
  • ハエやゴキブリ、ウジなどの害虫が発生しやすい
  • 定期的な汲み取りが必要で手間がかかる
  • 汲み取り費用が定期的に発生する(1回あたり約1,000〜3,000円が目安)
  • 便槽の老朽化による落下事故のリスクがある

 

臭いの問題は汲み取り式トイレの最大の悩みといえます。

 

便槽に溜まった汚物は時間とともに発酵・分解し、特有の悪臭を放ちます。

 

現代の水洗トイレには水の封水(トラップ)によって臭いの逆流を防ぐ仕組みがありますが、汲み取り式では完全に封じ込めることが困難です。

 

また、総務省消防庁も報告しているように、古い汲み取り式トイレでは便槽への落下事故が発生することがあります。

 

老朽化した木製やコンクリート製の便槽は経年劣化でふたや周囲がもろくなることがあるため、特に小さな子どものいるご家庭では注意が必要です。

 

汲み取り費用については自治体や地域業者によって異なりますが、1回あたり一般的に1,000〜3,000円程度、自治体によっては2万円程度かかるケースもあります。

 

年間で換算すると、水洗トイレの下水道使用料と同程度かそれ以上の出費になる場合もあります。

汲み取り式トイレでよくある詰まりの原因と解消法

汲み取り式トイレは構造がシンプルな分、詰まりのトラブルが起きにくいといわれています。

 

しかし、使い方や管理状態によっては詰まりが発生することがあります。

 

ここでは詰まりの主な原因と、自分で試せる解消法について詳しく説明します。

詰まりの主な原因3つ

 

汲み取り式トイレで詰まりが起きる原因は、大きく分けて以下の3つです。

原因 内容
紙類の堆積 トイレットペーパーや掃除シートが溶けきらず、便槽入口付近に残る。
水流が弱いため、厚手の紙は特に詰まりやすい
便槽の満杯 長期間汲み取りを行っていないと便槽がいっぱいになり、排泄物が流れ込めなくなる
フラッパー弁の不具合 簡易水洗トイレのフラッパー弁が劣化・汚れにより正常に開閉しなくなり、汚物の流れを妨げる

特に水洗トイレで使われる「流せるタイプ」の掃除シートは、汲み取り式では分解されにくいため使用を控えることをおすすめします。

 

「最近流れが悪い」「いつもより臭いが強い」と感じたら、まず汲み取りの時期を確認してみましょう。

自分でできる詰まりの解消法

軽度の詰まりであれば、以下の方法を自分で試してみることができます。

 

まず「お湯を流す」方法です。

 

バケツやヤカンで40〜50℃程度のお湯を用意し、詰まっている箇所にゆっくり注ぎ入れます。

 

10〜15分ほど放置してから少量の水を流して様子を確認しましょう。

 

沸騰したお湯は便器を傷めることがあるため必ず避けてください。

 

次に「ラバーカップ(スッポン)を使う」方法です。

 

便器の排水口を覆うようにラバーカップをしっかり密着させ、空気を抜くようにゆっくりと押し引きする動作を繰り返します。

 

汲み取り式トイレでは水洗とは排水構造が異なるため、力任せに扱うと便槽や配管を傷めることがあります。

 

どちらを試しても改善しない場合や、水位が一時的に上がってゆっくりと引く・悪臭が急に強くなるなどの症状がある場合は、深部での詰まりや配管破損が疑われます。

 

その場合は無理に自分で解決しようとせず、専門業者に点検を依頼しましょう。

汲み取り式トイレの臭い対策とメンテナンス方法

汲み取り式トイレを清潔で快適な状態に保つためには、日頃からのメンテナンスが欠かせません。

 

難しい作業はほとんどありませんが、少しの手入れの積み重ねで臭いや害虫の発生を大きく抑えることができます。

日常的にできる臭い対策

臭いを抑えるための基本は「換気・清掃・便槽管理」の3つです。

 

使用後は必ず換気扇を回すか窓を開けて湿気と臭いを外に逃がしましょう。

 

便器まわりや床は中性洗剤を使ってこまめに清掃し、尿石や汚れが固着しないようにします。

 

漂白剤や酸性洗剤は便槽内の分解バクテリアを弱らせることがあるため使用を控えてください。

 

便槽のふたや排気管のゆるみ・ひび割れは定期的に確認し、密閉性を保つことが大切です。

 

さらに、便槽内に微生物分解剤(消臭剤)を投入することで、汚物の分解が促進され臭いの発生を抑えられます。

 

ハエなど虫の侵入が気になる場合は殺虫剤や防虫ネットを換気口に取り付けることが効果的です。

 

簡易水洗トイレのフラッパー弁は定期的に点検し、ゴムの硬化や隙間が生じていたら業者に交換を依頼しましょう。

定期メンテナンスの頻度の目安

メンテナンス内容 頻度の目安 注意点
便器・床まわりの清掃 毎日〜週数回 強い薬剤は便槽のバクテリアを弱らせるため、中性洗剤を使用する
換気 使用のたびに 湿気をためないことが臭いや虫の発生予防につながる
便槽・排気口の点検 月1回程度 ふたやパッキンのひび割れ・ゆるみを目視で確認する
汲み取り依頼 2〜3か月に1回が目安 家族が多い場合は1〜1.5か月ごとに依頼が必要になることもある

 

「臭いが強くなった」「水の流れが悪くなった」と感じたら、便槽が満杯に近づいているサインです。

 

満杯まで放置すると悪臭や害虫の繁殖、便槽のひび割れリスクが高まるため、早めに汲み取りを依頼しましょう。

 

また、異常を感じたときは早めに専門業者に相談することが、修理費用を抑えることにもつながります。

汲み取り式トイレを水洗トイレにリフォームする3つの方法と費用相場

汲み取り式トイレから水洗トイレへのリフォームを希望する理由として最も多いのは「臭いをどうにかしたい」という声です。

 

実際に水回り専門業者の実績では、リフォーム依頼の約50%が臭い改善を目的としているほど。

 

ここではリフォームの3つのパターンと費用相場を詳しく説明します。

方法①:簡易水洗トイレへの切り替え

既存の便槽をそのまま活かしながら、便器と内装だけを交換する方法です。

 

工事規模が小さく費用が抑えられるため、まずは臭いを改善したいという方や、完全な下水道接続が難しい地域の方に向いています。

 

費用の目安は30万〜60万円程度で、工事期間は2〜5日程度です。

 

使用後に少量の水で便器内を洗浄できるため、通常の汲み取り式より衛生的で臭いも大幅に軽減されます。

 

ただし便槽の管理・汲み取りは引き続き必要であり、水を流す分だけ便槽が早く満杯になりやすい点に注意が必要です。

 

年間の汲み取り費用が従来より3万〜6万円ほど増える可能性もあります。

方法②:下水道直結型水洗トイレへのリフォーム

下水道が整備されている地域で選べる最もスタンダードな方法です。

 

便槽を撤去して新たに下水道管へ配管を接続し、水洗式の便器に交換します。

 

汲み取り作業が完全に不要になり、長期的なランニングコストを大幅に削減できます。

 

費用の目安は40万〜100万円程度で、工事期間は2〜7日程度です。

 

下水道への接続許可申請が必要になる場合があり、工期が1〜2か月かかることもあります。

 

水道料金と下水道使用料を合わせると2か月あたり3,000〜6,000円程度となり、汲み取り費用と比べてもコストパフォーマンスが高くなる傾向があります。

方法③:浄化槽設置型水洗トイレへのリフォーム

下水道が整備されていない地域で完全な水洗トイレを実現する方法です。

 

敷地内の地中に合併処理浄化槽を埋設し、トイレ排水だけでなく台所・風呂など家庭から出るすべての生活排水をまとめて浄化します。

 

浄化されたきれいな水は側溝や河川に放流される仕組みです。

 

費用の目安は40万〜200万円程度と幅があり、工事期間は2〜7日程度(内装工事が加わると数か月になることも)です。

 

初期費用は最も高額になりますが、下水道がない地域でも完全に水洗化でき、生活環境が劇的に改善されます。

 

年1回程度の点検・汚泥除去が必要で、浄化槽の交換時期は20〜30年程度が目安です。

 

方法 費用相場 工事期間 汲み取り不要か 向いている地域
簡易水洗トイレ 30万〜60万円 2〜5日 ×(引き続き必要) 下水道なし地域
下水道直結型 40万〜100万円 2〜7日(申請含め1〜2か月) 下水道あり地域
浄化槽設置型 40万〜200万円 数日〜数か月 下水道なし地域

 

どの方法を選ぶかは、お住まいの地域の下水道整備状況、これから何年その家に住む予定か、予算などによって大きく変わります。

 

1年未満の居住予定なら簡易水洗、1年以上住む予定なら浄化槽設置型を選ぶというのが専門家のアドバイスとしてよく聞かれます。

汲み取り式トイレのリフォームに使える補助金と制度

汲み取り式トイレを水洗トイレにリフォームする際、費用の大きさに悩む方は少なくありません。

 

しかし、国や自治体が用意している補助金や融資制度を活用することで、費用負担をかなり軽減できる可能性があります。

自治体の補助金・融資制度

多くの市町村では、汲み取り式トイレの水洗化工事に対する補助金や融資あっせん制度を設けています。

 

たとえば合併処理浄化槽を設置する場合、国の補助制度と連携した「合併処理浄化槽設置補助金」を利用できるケースがあります。

 

補助金額は設置する浄化槽の規模(5人槽・7人槽など)によって異なり、数十万円程度の補助を受けられる自治体もあります。

 

下水道直結型への切り替え工事では、「水洗便所改造資金融資あっせん制度」として工事費を無利子または低利子で貸し付ける自治体もあります。

 

たとえば神奈川県川崎市では、大便器が1個の場合に1万円の助成金と、上限45万円以下の融資制度が設けられています。

介護保険住宅改修制度も活用できる場合がある

高齢者が暮らしやすい住まいに改修するための「介護保険住宅改修制度」も、条件によっては汲み取り式トイレのリフォームに適用できる場合があります。

 

和式の汲み取り式トイレを洋式の水洗トイレへ変更する工事が対象となるケースがあり、上限20万円のうち自己負担を除いた分が支給されます。

 

自己負担割合によっては最大14万〜18万円程度の補助につながることもあります。

 

ケアマネジャーに相談してみることをおすすめします。

補助金を受けるための注意点

補助金や融資制度を利用する際には、以下の点に必ず注意してください。

  • 工事着工前の事前申請が原則(工事後の申請では対象外になるケースがほとんど)
  • 所得制限や工事業者の指定など、細かい要件がある場合が多い
  • 申請に必要な工事証明書・見積書・図面はリフォーム会社に依頼時点で伝えておく
  • 補助金の内容・金額・条件は地域によって大きく異なる

まずはお住まいの市区町村役場や水道局に問い合わせ、利用可能な補助制度を確認することが大切です。

 

自治体のホームページに「トイレ改造助成」「浄化槽設置補助金」などの案内が掲載されていることもありますので、事前にしっかり調べてから計画を立てましょう。

汲み取り式トイレのリフォームで失敗しない業者の選び方

水洗トイレへのリフォームは数十万〜百数十万円という大きな費用がかかります。

 

信頼できる業者を選ぶことが、工事の品質と安全性を守るうえで最も重要なポイントです。

業者選びで確認すべき5つのポイント

  • 工事地の自治体で指定を受けた「水道局指定工事店」であること
  • 事前に現地調査を行い、詳細な見積書を提示してくれること
  • PL保険(生産物賠償責任保険)などの損害補償保険に加入していること
  • 工事前に工事内容・支払い条件を記載した契約書を交わしてくれること
  • 数年単位の工事保証書を発行してくれること

水道局指定工事店であることは特に重要です。

 

下水道への接続工事は自治体ごとに指定を受けた業者しか行えないため、他地域の業者では申請が通らなかったり、工事後の検査に合格できないケースがあります。

 

また、見積もりを省略したまま契約を急かす業者や、「現場を見なくてもだいたいこのくらい」と口頭で答えるだけの業者には要注意です。

 

便槽の位置・配管の深さ・地盤の状態などは現地を確認しなければ正確な費用を出せないからです。

 

複数の業者から見積もりを取る「相見積もり」は基本的に無料で行えますし、事前に相見積もりであることを伝えればスムーズに断ることもできます。

 

工事項目別の費用(既存解体4万〜8万円、トイレ本体10万〜20万円、給排水管工事8万〜20万円など)を参考にしながら、内容と金額を比較検討しましょう。

まとめ

汲み取り式トイレは、水を使わず便槽に排泄物を溜める昔ながらのトイレで、現在も日本の約7%の世帯で使われています。

 

水道代がかからず災害時にも使えるメリットがある一方、臭いや詰まり、定期的な汲み取り費用などのデメリットも存在します。

 

水洗化を検討する場合は、「簡易水洗(30万〜60万円)」「下水道直結型(40万〜100万円)」「浄化槽設置型(40万〜200万円)」の3つの方法から、地域環境と予算に合わせて選びましょう。

 

自治体の補助金制度を活用すれば費用負担を大きく減らせます。

 

まずは市区町村役場に問い合わせ、着工前に申請を済ませることが重要です。

 

日々の臭い対策やメンテナンスを続けながら、快適なトイレ環境を整えていきましょう。

よくある質問

汲み取り式トイレの汲み取りはどのくらいの頻度で依頼すればよいですか?

一般的には2〜3か月に1回程度が目安です。

 

ただし、家族の人数や使用頻度によって変わります。

 

家族が多い場合は1〜1.5か月ごとに満杯になることもあります。

 

「臭いが強くなった」「流れが悪くなった」と感じたら便槽が満杯に近づいているサインですので、早めに業者に連絡しましょう。

汲み取り式トイレの臭いを手軽に抑える方法はありますか?

基本は「換気・清掃・便槽管理」の3つです。

 

使用後は必ず換気扇を回すか窓を開けること、便器まわりを中性洗剤でこまめに清掃すること、便槽内に微生物分解剤を投入することが効果的です。

 

換気扇(臭突ファン)の故障も臭いが強くなる原因になるため、定期的に動作確認を行いましょう。

 

簡易水洗トイレと普通の水洗トイレはどう違いますか?

最大の違いは、排泄物を「便槽に溜めるか・下水に流すか」です。

 

簡易水洗トイレは少量の水で便器を洗浄しますが、排泄物は依然として便槽に溜まるため定期的な汲み取りが必要です。

 

一方、普通の水洗トイレ(下水道直結型や浄化槽設置型)は汲み取りが不要で、

 

衛生面と使い心地が大きく向上します。

 

はい、多くの自治体で補助金や融資制度が用意されています。

 

浄化槽設置の場合は「合併処理浄化槽設置補助金」、下水道接続の場合は無利子・低利子の融資あっせん制度を利用できる場合があります。

 

ただし工事着工前の事前申請が原則のため、必ずお住まいの市区町村役場に事前確認してから工事を進めてください。

 

汲み取り式トイレの詰まりを自分で直す方法はありますか?

軽度の詰まりであれば、40〜50℃程度のお湯をゆっくり流して紙や汚れを柔らかくする方法や、ラバーカップ(スッポン)で圧力をかけて取り除く方法が有効です。

 

それでも改善しない場合や、悪臭が急に強くなる・水位が上がるなどの症状がある場合は、便槽や配管の深部でのトラブルが疑われるため、無理に続けず専門業者に点検を依頼しましょう。


筆者:S

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